[ベランダ防水工事]ベランダ防水一部始終。[宮島さん頑張る]
2010年2月19日
こんにちわ、茨城の筒井塗装です。
筒井塗装は防水工事も免許もありますので、ベランダ防水や屋上防水、またシート防水なども承れます。
もちろん自社施工ですよー。
さて、その自社施工の責任者が宮島さん。
見積積算から、現地施工まで幅広く行う2級建築士さんです。
・・・私の塗装技能士なんか国家資格なのに優遇されませんからね!(過去の話参照)
さて、ベランダの防水工事です。現状こんな感じではないでしょうか?
住宅ベランダは防水層で保護されてます
住宅ベランダは防水層で保護されているんですが、
こちらは、事情によりシート防水をはがされてしまった住宅です。
さて、宮島さんは、どんな施工をしてくれるのでしょうか?
ベランダ床面の表面
コンクリートの表面がひび割れている面に、
防塵塗装を施した面です。
シート防水が施されていた場所をわざわざカットしてしまった前回の業者。
エアコン室外機のあった床
シート防水が剥離できなかった、室外機の床は
シートが残されたままでした。
何のためのシート化がわからなかったようです。
また室外機を動かせないから取れないのはわかりますが、
だったらシートをはがしてはいけないと気づかなかったのは何故だろうと思うばかりです。
ベランダ防水工事開始
まずは取れる範囲で余分なものは撤去します。
防水塗膜で覆ってしまう工法なので、
下地になるところは残ってもかまいませんが、
出来るだけいらないものは撤去します。
「職人なら全部取るのが基本」とかいうご意見も頂戴しますが、施工時間や費用、本当に必要な作業かどうかを考えると、
「取れない強靭な部分は下地と考える」
ほうがむしろ自然かと思いますし、完全撤去によるバカ高い施工費用も発生しなくてすみます。
こういった部分は施主様との打合せが必要になりますね。
樹脂モルタル塗布中
素面が粗いので、樹脂モルタルと言う乾燥が早く、
不陸を直すための有機無機塗布材を塗装します。
これは素面を絶縁して新たに防水層を作り出すのには便利です。
下塗としての効果もあるので、乾燥すれば防水塗膜を塗装できます。
宮島さんの刷毛引きはラスター(ダスター?)刷毛で、
きれいな刷毛引き面を作ります。
この下地つくり、案外職人技とか言うより性格が出ます。
宮島さんの作業はきめ細かいので大変きれいな素面が出来ます。
これが実はとても大切です。
ベランダ防水工事中
ローラーで目を埋めて行くように再塗装します。
素面の不陸を平らにする作業なので、
ローラーで仕上げた方がきれいなのですが、
刷毛引きで凹凸が一様になっていると、
次のローラー塗装もきれいになります。
そして中塗り層に。
ベランダ防水工事中
ドレン周りや立ち上がりを塗り決めていきます。
刷毛を使って、納まりを細かく塗って行き、
その後広い面を作業します。
ちなみに立ち上がり面と床面は、塗料粘度を変えて使用するものもあります。
また、不陸をおさえたり強度を出すために、ファイバーやガラスマットを入れて塗装する場合があります。簡易防水塗装の場合入れないことも多く、素面状態によります。
ベランダ防水工事中塗り中
角が決まれば、あとは流し延べでも、
コテでも、ローラーでも、材料にあわせて
塗装作業を換えつつ塗り延ばしていきます。
継ぎ目のないシームレス工法となると、作業を止めずにすむコテやローラー塗装の方がいいですが、それも腕によりますし、面積が広くなると金額的にはシート防水の方が安心な場合もあります。
このような中塗り工程を2~4回行い、上塗をかけると、
事情によりシート防水をはがされてしまった住宅” target=”_blank”>こちら紹介したような仕上がりになってきます。
ベランダ防水などの防水工事も、茨城の筒井塗装にぜひご連絡頂けるとしっかり対応いたします。
お見積は無料ですので、ぜひお声かけくださいね!