施工の流れ 住宅塗装の流れ 塗装工事の費用について、詳しく知りたい方は、コラム『積算金額のお話』をご覧頂けますと幸いです。 ペイントプロ筒井の外壁塗装の作業の流れ では、ペイントプロ筒井の外壁塗装を順を追ってみてみましょう。 守谷市にお住まいのK様邸をご覧ください。 築12年、屋根やサイディングのメンテナンスをハナコレクションで承りました。 ペイントプロ筒井はお見積後、色が確定したら作業開始です。 まず、工事用の仮設足場を掛けます。 1 架設工事として、住宅の足場を掛けます。近隣住宅への飛散防止のためと、作業中の安全対策のためにメッシュシートを設置します。 ハナコレクション仕様の場合は、写真のようなデザインシートを張ることもできます。 足場は塗装工事の費用において約20%を占める大変大きなものです。 ペイントプロ筒井では作業が出来ればよいという、中途半端な足場は組みません。安全に作業できる足場があってこそ、しっかりとした仕事の出来るものだと思います。 2 足場が掛け終わると現状確認です。 カビや亀裂、欠損部などの状況を確認します。お見積でわからなかった部位を確認し、追加の工事が必要かを判断します。ほとんどの場合、追加工事があったとしてもお見積もりの金額以内で工事が終わります。 3 その後、屋根・外壁の高圧洗浄を行います。洗浄する事で、コケや藻、砂埃などの汚れを除去します。屋根の洗浄は「螺旋状に水を噴射するトルネード」 4 「扇形状に水を噴射するワイドプッシュ」で洗浄をしていきます。洗浄ノズルで洗浄圧が違うので、用途や工法が違う時には、ノズル自体を交換作業をする必要があります。 5 洗浄作業が終わったら、傷んだサイディング目地などを撤去します。撤去する場合と、撤去せずに打ち増す場合とありますが、金額ではなく、状況に応じて作業をする事が必要です。ペイントプロ筒井では基本的には目地は「打ち換え」窓枠は「増し打ち」をお勧めしております。 6 シーリング撤去って結構ゴミが出ます。土嚢袋などに集めて掃除しながら処理します。このゴミは会社に持ち帰り、会社敷地に在る産業廃棄物コンテナに入ります。 7 シーリングは窓や目地だけでなく、軒天の入り隅など角々に打ちます。ものによってはアクリルコーキング材で隙間を補填する場合があります。 8 ちなみに、シーリング材を打った後、自作のコーキングヘラでなでます。そうして乾ききるまえに、ラッカーテープを剥すと。 9 こんな感じで新しい目地が出来ます。この目地の上は塗装してしまうので、材質はウレタンシーリング材を使っています。さて、ここまで来たらビニールなどで養生をして本格的に塗装工事を開始します。 10 まずは屋根から塗装をはじめます。 洗浄できれいになった素面を、下塗材で塗装していきます。ペイントプロ筒井のお勧めは、日本ペイントの「サーモアイシーラー」です。この塗料、下塗り材に遮熱効果のある塗料で、吸い込みを止めて上塗塗料の密着を高めます。夏にお勧めの遮熱塗料です。 11 狭いところは刷毛を使います。ソーラーパネルの下などは、持ち上がれば出来るところまで塗装しますが、届くところまでしか出来ません。ペイントプロ筒井では、住宅躯体にがっちり取り付いているものを、必要以上に動かして取り外す事はいたしません。 12 全面に下塗を施し、乾いたら続けて中塗りを行います。ペイントプロ筒井では、中塗りと上塗りの色の塗り分けはいたしません。塗料の含有比率の違う塗料を塗り重ねるなんてとんでもない!上塗りの色を良くするために二回塗りをするわけです。。 13 中塗りが終わったら、「タスペーサー」という隙間緩衝材を入れます。コルニアルやカラーベストといった新生瓦は、隙間が開く方が安心です。塗料が段差につまり、「毛細管現象」という、水が吸い上がる現象を抑えるために緩衝材を入れます。 14 ソーラーパネルの間など、乗れないから届かない場所には、自作の刷毛伸ばしでチョコチョコ塗ります。長柄に刷毛を結びます。結構楽しいんですよー。 15 隙間緩衝材を入れた後は、上塗りをかけて屋根塗装を終了します。外壁塗装時の屋根塗装は、連続作業にはなりますが午前9時ごろから午後2時ごろまでが最適です。午後3時以降は、夜露や霜がおり、乾燥不良や艶びけが発生するので、作業時間が短く日程に関しては工事の判断によるものが多いです。 16 さて、これからようやく外壁塗装に入ります。まずは軒天を塗装します。 軒裏は素材がまちまちなので、NADタイプといった塗料を使います。NAD塗料は防カビ性能があるので、きれいな状態を維持できます。ただ、耐侯性はないので、状況に応じた使い分けをします。塗装方法としては、まずは隅を塗ります。 17 その後でローラーを使い塗っていきます。表面乾燥がすれば、追っかけ塗装という2工程目の塗装が出来ます。軒天作業に関しては、1日で2工程とか、数十分から数時間で2回目を塗り始める事が可能なのです。 18 続けてサイディング面です。 サイディング面はローラーだけだと塗装が入らない場合もあるので、刷毛で目地を先に拾う場合もあります。また、窓枠なども先に塗装して、塗りやすい状態にします。 19 軒天に触らないように、外壁の下塗材を塗っていきます。結構気を使うので疲れます。刷毛とローラーで作業するので、塗料の飛散リスクは少ないです。 20 さて、下塗を塗り終わり乾燥したら、中塗り工程に入ります。 下塗と同様、塗りわけていくので、軒天と壁の取り合い部分は、刷毛で見切っていきます。その後、ローラーで仕上げていきます。 21 ローラー塗装では部分的に塗っていく方法や斜めに転がす方法など、その都度塗りやすい工法を編み出していく必要があります。塗装工事の面白みはこんなところにもあります。 22 中塗りが終わった状態です。もう艶が出ています。乾燥したらもう一度塗装すると仕上がってきます。ところで、さっきの上の写真より色が濃いような・・・? 23 そうです!上下で色を塗り分けています。上から順に作業していかないと塗料が垂れてしまうのですが、そこは作業員の腕、中塗りの段階からきれいに仕上がっていきます。 24 上塗り最中は、塗り忘れそうだけど?という意見も伺います。塗料は濡れ肌の時と乾燥した状態では色が違います。どんなに色が似ていても、塗料の方が白っぽいので(乾燥すると黒くなる・色ののぼりといいます)普通の職人さんなら見逃さず塗装していくことが出来ます。まぁ、塗っていると乾燥面と塗装面では手に伝わる質感が違うので、十分わかるんですけどね。 25 一方、樋が歪んでいたので、一部新品に交換です。しかしまだ塗装中・・・今取り付けなくてもいいんじゃないの?と思ってたら。 26 あ、塗装するんですね。今回は樋と帯を黒にする予定です。ですので新品の樋にも塗料を塗るに当たってプライマーを入れたかったのです。密着の悪そうな資材には2液型の反応硬化タイプのプライマーを使った方が良いかと思います。 27 こんな感じで、帯にプライマーを塗ります。窯業系は直に塗装も出来ますが、吸い込みなどもないわけではないのでプライマーを塗装する方がいいのです。しかし、ここでお客様から、ご連絡を受けます。「帯、黒より白の方がいいか悩むので一度みれないか?」ということだったので、破風と帯に白のプライマーを入れて作業を止めて、メッシュシートをばらしてみました。 28 遠めでみてみると悪くはないのですが、窓サッシが黒なのでありなんですが、少しのぺっとした外壁の感じになりました。お客様にも見てもらい、最初の予定通り、黒で行くことになりました。 29 プライマー後に黒の5分艶を塗っていきます。艶調整品はムラになりやすいので、てきぱきと塗装します。また、下地が白いと透けるので2度塗りの時に気をつけて塗装します。後から知ったんですが黒い下塗塗料があるんですって奥さん。 30 そしてこの仕上がりになりました。 どうでしょうか?塗装・塗替えリフォーム! イメージチェンジって簡単で楽しいですよ!ね?ハナコレクションを使用してペイントプロ筒井での塗替え、良いと思いませんか? 守谷市のK様、この度はありがとうございました!< 31 大手より安く!とは言いません。 でも正しい施工を安く行う事は十分に可能です! 予算があるなら予算内に収める方法もご提案! あなたのわがままを教えてください! せっかく作った見積もりで、おススメ仕様を提出して高いと言われても、価格だけの比較をして頂きたくはありません。 同じ価格なら良い製品の方がよいですし、同じ性能なら安いに越した事ありません。 ぜひ塗装工事をペイントプロ筒井にお任せください!