[サイディング目地打ち替え]目地の打ち替え[打ち替えの必要性]
2009年5月30日
サイディング目地の打ち替え
外壁サイディングの目地の打ち替えも、
筒井塗装なら承れます!
さて、サイディングの目地、硬くなってはいませんか?
目地が傷んでいたら打ち替えをオススメします。
特に目地が切れていたりしたら、打ち替えするほうがいいですよー。
外壁塗装と一緒にどうでしょうか。
外壁の目地はシーリングといわれます。この目地は外壁サイディングのジョイント部分で、
動きを逃がしている部分でもあり、目地をつないでいる部分でもあり、
通常素地調整に使うコーキング材とは違い、弾力が必要です。
よくウレタンシーリング材と変性シリコンシーリング材のどちらを使うべきかが話になりますが、
目地などは伸縮に対応する変性シリコンシールにしています。
ウレタンシールだと、塗装は出来るんですが、引っ張り(戻り強度)が
強すぎて目地が切れてしまいます。
また、素人補修なんかされると、ピュアシリコンを使われていて、
塗り替えが出来なくなってしまうことも多いです。
補修する時は塗装のすることが出来る、変性シリコンシーリング材を使いましょう。
さて、本来ならば打ち替えが必要なんですが、筒井塗装としては毎回疑問に思うことがあって、
「切り取ろうとするシーリング材が傷んでいない」
ことが多い場合もあります。
サイディング目地はサイディングのジョイント部分なので、切れやヒビ割れがない限り、
そのままでも問題がないのではないか?とも思います。
これは塗装の観点や同業者の職人さん同士でも意見が分かれることがあって、
「塗り替えるんだから新品にしろ」「生きているんだからわざわざカットして直す必要はない」
というどっちも正論な話をよく聞きます。
個人的には傷んでいるのは表層であって、内部まで問題がなければ、
わざわざ傷を付けて打ち替える必要はあるのかなー?費用もかかるしなー?
なんて思うんですが、先日塗装会社社長さま一同と話したときは、
その考えは私だけだったようなので、最近では打ち替えをオススメするようになりました。
表層のひび割れは、塗膜の割れです。柔らかいものの上に硬い塗膜を塗れば、
薄氷のように、いつかは割れてしまうようなものだという感じではいます。
しかし、これがひび割れだと言うクレームに繋がることはよくある話で、
何の問題もない自然現象なのに、お客様と揉めた塗装屋さんはよくあることを聞きます。
やっぱり保護と美観を維持することが目的の塗装であっても、
地球上にある限り劣化はするので、塗りたて新品をずっと維持できるいうわけではありません。
また家などは動いているという観点を理解していただけない方もたくさんいます。
もうコペルニクスやガリレオの話のようなもんです!
地動説ならぬ家動説!
これを信じてもらうような努力をしなくてはいけません!
説明してわかってもらえたとして、待っているのは施工変更による価格上昇!
その見積を相見積で、よくわからない施工と比較されるつらさ!参ります!
筒井塗装の見積積算はそのための提案書なんです。
で、提案書で提示した施工を、写真の様の行っているわけです。
一工程ごとにそれぞれのこだわりがあるのが塗装屋さんだと思うんですよね。
そういったきちんと理由にのっとった施工をしていきたい筒井塗装です。