茨城県土浦市|PAINTPRO TSUTSUI(ペイントプロ ツツイ)|屋根塗装、外壁塗装、お家の塗替え

[刷毛持て]メーカーが相手なら顧客営業なんてするな[縁切り素材の販売方法]

2009年3月9日

こんにちわ!!タスペーサーを売ってもらえなかった筒井です。 タスペーサーとは、有限会社セイムさんが発売している屋根の縁切りに、 いまや必要不可欠になった屋根塗装の資材の一つです。 我々筒井塗装も、屋根塗装の実例にあげているように、 タスペーサーで縁切り作業をしています。 実に機能的に素晴しいものなので、我々塗装店仲間でも、 最近は使用率が増えたように思っています。 実際、当店もセイムさんにもリンクしていただいているのですが・・・。 売る気がないっというか、買えないって、どういうことですかね? 事の発端は、屋根塗装の材料注文。 最近はストックを置かない塗料店や問屋さんが増えているのと、 同じ茨城県南と言うことで、直接取りにいけるかや在庫などがあるか電話したんです。 「在庫あります?至急使いたいので、取りにいけるならほしいんですが・・・。」 「直接販売はちょっと・・・しばらくお待ちください」 しばらくしたあと、 「直接販売と言うより、ホームページからのお買い上げということでよろしいですか?」 おいおいおい、別に「問屋さんすっ飛ばして買いたい」という意味じゃなくて、 在庫あるところなり、取引ある問屋さんなり、紹介でも販売でもしてくれってことですよ? ということは黙っていたんですが、 「お取引ある業者様からお買い上げなさった方が安くなりますので、そちらでお願いできますか?」 「こちらにはないですし、直接ですとメーカー価格になりますので・・・。」 ・・・だめだ・・・。メーカーサイドが、末端施工店が急いで手に入れたい現場のことをわかってない・・・。 そもそもメーカーにないってなによ?ドロップシッピングですか? 早々に電話を切り、問屋さんに電話。確認後、折り返してもらう。 「大塚刷毛に在庫あるって、近いだろうからとってってもらえます?」 はいーわかりました。 えぇ、いいですとも。近いですからね。 なんたって、うちの300mくらい先が大塚刷毛さんの茨城営業所ですからね。 やっぱり問屋さんに聞けば、総販売店から買えるよねっ!便利だなぁ! ありがとう問屋さん!いつも助かるよー! なんですかこの違和感。 じゃあもう、メーカーは総販売店に卸しとけばそれでいいじゃん。 なんて思うわけですよ。 塗装業界というのは、総販売店はメーカーでもあります。 末端塗装店は、直接メーカーから購入することは、一昔前までは出来ませんでした。 まぁ、今でも出来ないんだけどさ。 人によっては悪しき商習慣と言うのでしょうか、 一次問屋、二次問屋を経て、販売店までおりてきたものを、 購入するのが塗料塗装業界の仕組みです。 最近ではメーカーさんが末端塗装店のニーズを汲んでくれるところや、 一次問屋さんがメーカー調色などを行ってくれるので、 かなり便利な業界スタイルになってきました。 しかし、今回の件は、便利とか商習慣とか言う前に、 物を作って売る側が、その物を使う側の立場になって全く考えてないということです。 前回、カタログとDVD送りますよー使ってくださいよー。と展示即売会会場で言われたのに、 いつまでたっても送ってこないという残念なことをしてくれたわけですが、 メールなどの対応や資料は素晴しかったので、気持ちよく使わせてもらってたのですがね。 日本ペイントさんを見習え!あの人たちは資料くださいって言うと、次の日には届くぞ! サイトを見る限り、塗装店さんの情報や縁切り素材としての価値など、 末端塗装店を大切にしている感じがしていましたが、 ここまで暖簾に腕押し状態だったのには、商品が素晴しい分、 ちと残念でなりません。 資材(商品)で勝負してるってことなんですかね。 できれば、人間性や現場の対応力で勝負していただきたいなぁ。 私が何故こんなことで怒るかというと、当店はもともと塗料販売店だったのです。 現在は工事と販売は別会社ですけどね。 工事は事務所で作業してるんじゃない!現場で作業してるんだ! ホントね、そんなことがわからない資材の売り手が多すぎるんです。 やっぱりね、現場を大切にする道具屋さんじゃないとだめですよ。 どれだけ技術がすごくても、対応が悪いんじゃダメですよ。 いくら人がよくても、テキトーじゃダメなんですよ。 まして顧客を相手にするならば、顧客が何故それを望むのかを考えないといけませんよ。 これは私も含めてなんですけどね。 そんなことがあって、塗装作業が遅れそうになりましたが、 なんとか問屋さんのおかげで進みそうです。 末端の施工店が、材料を手に入れるのに困る世の中って、進歩してるっていうんですかねぇ?