勉強がてら聖地巡礼?
2008年4月28日
鷲宮神社に行って来ました。
地域活性にあるデザインが採用されているというとてもよい例があったので、勉強のために行って来ました。
もうここがどこで、何のデザインかは説明する必要もなさそうですけどね。
皆さんは「聖地巡礼」と聞いたことはあるかと思います。
最近のニュアンスは、「あるアニメやドラマなどがその地域で舞台となっている場所に、ファンが押し寄せること」という説明がしっくりくるでしょうか?
さいたま県幸手市にあります、鷲宮神社にいってきました。
ここはアニメ「らき☆すた」に登場する双子のキャラクターが巫女をしている(家が氏子という方が正しいんですか?)という設定の元になっている神社です。詳しい歴史は・・・すみません、未確認です。
・・・すごいよ・・・なんか・・・。
たまたまオフ会をされていたのか、痛車(自動車特にスポーツカーの類に、アニメーションのカッティングシートでデコレーションカーにしている車)がたくさんありました。
個人的にはわからなくないですが、神社の駐車場に並ぶのは不思議なですねーやっぱり。
やはりアニメの影響からか、なんでもない休日なのに、人がたくさんいます。
で、鷲宮神社の絵馬もすごいことに。
イラストうまー!
絵馬なだけに・・・というか、ホントに上手な方や、
カッティングシート、
はたまた印刷やQRコードまで。
迫力すごかったです。
あ、でも、ほとんどが「○○は俺の嫁」・・・気持ちわかるよー。
わかったけど、絵馬ですからねー。
さて、単に聖地巡礼したわけでなく、地域がどのようにこれらを向かえているかを覗いてきました。
鷲宮町商工会オフィシャル?
神社入り口の掲示板下にあります、石版。
柊かがみ・つかさの巫女姿の絵馬型石版があります。
隣には商工会名が。
地域貢献度を考えると、受け入れる方が数段価値が高いですね。
町や神社といったランドマークが、そのままイベント会場のような、おもちゃ箱のような、そんな面白さがあります。そういうノリって結構大切で、なかなかやろうとしても出来ないことなんですよね。
柔軟な対応ができる組織でないと、厳しいかと思います。
また、写真は忘れましたが、地域のお祭りポスターがキャラクターそのままに作られていたり、今後は町の街灯看板に絵柄が使われるらしいです。
ここまで大きな規模になると、なかなか単一組織では難しくなってきますが、自分ができうる「町にとっての面白いこと」に応用できないか、ちょっといろいろ思いついたこともありました。
でもそこには、周りの人の共感があって始めて成立することが許されるものであり、勝手にモノがひとりで増えていったわけではないということがわかりました。うん、勉強勉強。
こうやって街中を探検することも、発想をつむぎだすのには必要ですね。