土浦の事件について。
2008年3月23日
土浦市荒川沖駅前で起きた殺人事件、犯人はその前に72才の男性をすでにあやめておりました。
亡くなった男性は、うちの職人の遠縁(しかも同級生だそうです)だそうで、とても他人事とは思えません。
ニュースによると、犯人は無人の警察署から県警を挑発する電話をしていたそうで、逮捕されて「人を殺したかった、誰でもよかった」ということです。
荒川沖駅では両手に刃物を持ってどんどん人を切りつけて行ったそうです。
無差別に切りつける行為。
警戒態勢の警察を襲うという行為。
人をあやめるという行為。
そして県警をバカにするもてあそび。
常識ではもはや理解に苦しむ状態です。これで覚醒剤でもやっていたなら狂人として考えられますが。(それでも許されるわけではありませんが)
もっと怖いのは、人を襲った人間が普通に歩いていて、気づかない環境です。
気づけない理由はたくさんありますが、気づかないのは誰のせいでもない普通の日常なのです。
そして、犯人はそのまま一度逃走し、犯行現場から逆の駅口の警察署にて「私が犯人です」と。
言わなければ捕まえられられなかったかもしれない状況。
犯人が走り抜けた方向とは全く逆のコンコースを戻らなければ行けない警察署。
小さな駅ですが、警官8人じゃいくらなんでも少なすぎる気もします。
170人体制とはいうのですが・・・。
危機感が足りない日本人とはいいますが、バーサーカー相手には手の施しようがないものです。こういう事件が土浦で起きて、とても残念でなりません。
そしてこういう事件を許してはいけないと思うんです。
感情的におきる事件は情状酌量もあると思いますが、人を傷つくことを楽しむという精神を絶対理解してはいけないと思います。
相手を殴ったら相手は痛いでしょう。殴った自分の手だって痛いでしょう。
心だって痛いはずですよね。
いつからそんなこともわからなくなってしまったのか。
土浦というのどかな場所で、そんなこともわからなくなってしまっている若者がいるかと思うととても悔しいです。
土浦に住み生活するものとして恥ずかしい。
名前って水と一緒で、汚れるのは早いけどきれいにするには時間がかかるんです。
この事件は少なくても私の中で忘れるわけにはいきません。
これから未来を担う若者に希望を与えるような、そんな街に、土浦にしたいのです私は。
被害に遭われた方のお心お察しするとともに、亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。