内装の塗装と防塵塗装
2007年2月18日
ニス塗りなどの内装塗装と床の防塵塗装です
元請様の焼き鳥屋さんの店舗内装で、木部はオイルステインにて着色およびニス仕上げ、建具はステイン仕上げ、床は防塵仕様ということで、作業してきました。
工期があさってで、塗装可能日が今日。
・・・あさって?・・・で、今日?
あの、正式な乾燥時間が取れないのですけど・・・。乾燥以前に、大工さんが終わっていないのですけど。
ステインとは着色のことです。油性のオイルを使って、色素を浸透させ、無垢木部をいろいろな色にすることができます。
ニスはいきなり塗るように思われますが、着色した後、サンディングシーラーを下塗りに塗り吸い込みを止め、ペーパーを当てて、塗装します。
美装という意味では、塗装できる程度に乾けば作業できるのですが、問題は後半の防塵塗装です。
乾く乾かない以前に大工さんの作業が終わっていないので、無理やり時間になったら退いて頂き、荷物を全部退かして、掃除し、吸い込み止めのシーラーを塗装し、塗っていきます。
あまりに時間が無いので、アクリルの超速乾の塗料を使います。
これが車など、強度の必要なところでは使うのは考えてしまいますが、室内の美装ということで、材料は室内用。
塗装方法は普段より集中して、飛び散らないようにゆっくり素早く(矛盾してる?)仕上げていきます。
・・・おっ飛ばしたり、退いてもらったり、ごめんね、大工さん。
おかげでなんとかみられるようになりましたが、いろいろな作業員が同時に進行する現場は、種類にもよりますが、
限度があると思います。悪いわけではありませんが、落ち着き無い現場は仕事も粗くなる気がいたします。
世の中工期で動いているのは十分理解しておりますが、少なくとも、住宅塗装をお考えのお客様には、せかせかした施工をお奨めしたくありませんね。
仕上がってはおりますが、明日終わらなかった建具等が入るそうです。お疲れ様です。