[刷毛持て]お客様の満足と自分たちの満足[合格点?平均点?]
2010年8月2日
こんにちは、茨城の筒井塗装です。
ここ最近つぶやいてばかりでまともな記事かいてないやーと、
書き始めてみましたが、果たしてペンキ以外のことを書くことが
まともな記事なのかが甚だ疑問です。
さて、今日はお客様の満足ってどこにあるのよー?というお話でーす。
我々、まーへっぽこではありますが、私も職人の端くれ、職人というのは仕事にプライドを持っているものでして、それはどんな規模であっても大なり小なり自分の仕事に関して、きっちり収めたいとは思っているわけです。
当然、会社方針なり、利益のあるなしで満足行く仕事ができない場合もあるでしょう。
しかしながら、じゃあ、自分の満足いく仕事が評価されるかどうかはこれまた未知数なわけでして。
「お金出すお客様」は誰ですか、という話になりますと、やっぱりその施主様が満足いくように、仕事を納めなければいけなくなるわけです。
その際、重きを置くところが価格なのか仕上がりなのか、はたまた時間や工期なのか、それは施主様ごとに違うわけです。
さて、ペンキ屋さんもサービス業だと声を大にして言いたい昨今ですが、これまたペンキ屋さんにも面白い現象が起きておりまして、神奈川県の湘南におります、リペイント湘南の原田さんという、自分の知っている中で最も過労死しそうなペンキ屋さん(笑)は、お客様にとって最も良いリフォームをお考えになるにあたって、塗装工法でできるものはとりうるべき最も最高な方法と、塗装より良い方法があればためらいなくそちらをお奨めするという、見積の段階で打合せができれば必ずお施主様から100点を叩き出すであろう施工部隊を持ったすげぇ塗装店さんです。
さて、 じゃあ、この方法を筒井塗装が真似できるものとして、真似してやって100点が取れるか、これは無理だと思うわけです。
どうしてか、それは、そこまで望まれるお客様と当店のお奨めしている施工内容が違うから。
私は、塗装って、建設工事の中ですごくリーズナブルなものであると思っているので、塗装以外の選択枠があるなら、逆に外装リフォームって後でいいんじゃないかとまで思ってしまうわけです。そこまでして情熱を傾けお奨めする気合が自分にないだけなのですが、やっぱり高級な仕様もいいけど、安いに越したことないんじゃないか?と思うんです。
「この仕様ならもうちょっと安い」ってものをお奨めするのは簡単なんですが、
「高級な仕様だけど、案外安い。」ってところを、頑張りたいんですよね。
このリペイント湘南の原田さんのような100点目指しちゃう見積や施工は憧れるところなのですが、塗装工事ってお客様に「きれいになったね」とか「長持ちしているね」という満足をして頂くのが。、ほんとに必要で、それには価格であったり施工であったり、人柄だったり、満点である必要はないと思うわけです。(原田さんが100点目指してるかどうかは知りません(笑))
ただ、お客様が満足に値する平均点、というものはこちらからは
見えないことが多いので、ほんとに打合せなど、些細なことを
大事にしていきたいんです。
自分たちもどこまでやってよいかわからないときがあります。それを「お金もらってないからそこまでしないでいいよー」というのはおかしな話。
しかし、頑張ってサービスしても、往々にして感謝されないどころか、全く工事と関係ないところが指摘事項になってしまったりとか、悲しすぎる現場も多数あります。
やっぱり工事に当たっては打合せができる現場で、満足いく工事ができるのが良いと思います。
筒井塗装も、リペイント湘南の原田さんのように自信を持ってお見積を書き、最高の仕事をしていく、というところはほんとに勉強になりますし、そうでありたいなぁと日々努力したいところです。一方でそりゃ真似できんわぁー!と思うようなところを、お客様の満足のためには自分ならどうするかに置き換えて、見積したり施工したりしたいところです。
お客様のおうちの塗り替えをすることを楽しみにしておりますので、どうぞ、茨城の筒井塗装を御贔屓にしてくださいますようお願いいたします。
神奈川方面の方の場合は、リペイント湘南さんへお願いしますー。