[塗装の見積]相見積書の詳細がひどい[見積になっている?]
2009年5月3日
塗装の見積のご用命も筒井塗装へお気軽に!
ここ最近連休前に、ネットからのお見積が立て込みまして、
他の業者様との相見積(見積合わせ)になりました。
比較検討していただくためには、見積書を数件とって、どこが良いかを決めるのがベストです。
しかし、金額だけで決めてしまうのはもっとも危険です。
しかし最近は予想もしない、さらにもっとひどいことが起きようとしている気がします。
昨今のリフォーム詐欺に目をつけ、
「見積書は詳細欄で細かく書いている方を選ぼう、材料明記してあるほうを選ぼう」
などと、リフォーム雑誌には書いてあります。
それはそれで正しいのですが、先日頂いたほかの業者のお見積書の仕様が、むちゃくちゃになってました。
屋根:日本ペイント 1液ハイポンファインデクロ ファインシリコンフレッシュSH
破風カバー:日本ペイント 1液ハイポンファインデクロ ファインシリコンフレッシュSH
雨樋:日本ペイント ファインシリコンフレッシュSH
シャッター:日本ペイント 1液ハイポンファインデクロ ファインシリコンフレッシュSH
・・・他にバルコニー・パンチングメタル、手摺、鉄階段も同じ仕様でした。
もうね、どれだけ日本ペイント好きなんだよと。
ちょっと、そんなに鉄部が多いんじゃ苦労するからと思い、実際の現場を見にいったら、鉄部の仕様の組まれた部分は全部アルミでした。
ちなみにパンチングメタルだと思っていた部分はただのプラスチック。
シャッターに関してはアルミ焼付塗装です。塗るところないじゃん。
そういった、ホントに現場を確認したのか怪しい仕様書の詳細をみるとぞっとします。
まかり通っているのが納得いきません。
面積も数量根拠もいまいちわかりません。
たしかに、数量は業者によって、メートル換算や㎡換算など、あらゆる方法があるのですが、
横雨樋が28箇所という見積はわけわかりません。
相見積書で大切なことは、仕様を限定することと仕様をそろえることです。
片方が安い塗料、片方が高い塗料で見積もっていては話にならないのです。
また、どこを塗りたいのか?どこをメンテナンスするのか?
それがはっきりしない相見積書は、何の意味もありません。あわせるだけ無駄です。
業者に相見積書を頼む時には
①どこを
②どんな塗料(どれくらい長持ちするか・きれいに保ちたいたいかなど)で仕上たら
③いくらでできるのか
をはっきりした上で、会社の作業仕様書とともに出してもらいましょう。
施工方法によって金額は当然違います。
同じシリコン塗料でも、吹付け工法の業者は安いです。しかし、養生作業がしっかりしていないと、
飛散によるクレームのリスクがかなり高まります。
そういったリスクも説明してくれる業者さんを見つけることが良いリフォームにするのに大切です。
話せる塗装屋さんを見つけるために、お客様も勉強して、楽しい塗替えを行いましょう。
塗装のことなら、筒井塗装にご質問ください!