[刷毛持て]事務所の屋根に遮熱塗料を塗ってみた[ホントに劇的変化!]
2018年8月3日
こんにちは、筒井塗装です。
毎日暑いですねー。今年は異常気象と発表がありましたが、本当に現場が辛いですよー。
気温も35℃を超える日もあり、私たち職人は、日々熱中症にならないように最大限の警戒をしております。
さて。
現場は暑いのですが、実は当店の事務所も、断熱工事がされていない古い建物なため、
事務作業がやってられないくらい部屋が暑いのです。
というわけで、先日ですがこんなことしてみました。
当店の屋根、
5年前は遮熱塗料を塗っていたのですが、
3年前に中学生の職場体験で
屋根を緑色に塗ってしまい、
ものすごく暑くなっておりました。
遮熱塗料のお話の前に、色の効果について。
皆さん、色が濃いものが熱くなるのはわかりますよね?
白に近いものは蓄熱しにくく、色の濃いものは蓄熱しやすいわけです。
そして、遮熱塗料は『熱を遮りましょう』という塗料です。
実際は日射反射と呼ばれる、近赤外線を塗料の力で反射するというものですが、
塗料性能だけでいうと、色によって反射率が違うわけです。
・・・、なので!
日射反射率が一番強い白い遮熱塗料を使ったら涼しくなるよね?
という思い付きで、現場であまっていた白色の遮熱塗料をおもむろに塗り始めたわけでした。
こんな風に、屋根の上に白い遮熱塗料を塗っていきました。
塗る前は、13時ごろには
17度設定の冷房も意味をなさない、
蒸し風呂状態の事務所でしたが!
塗ってからはエアコンもちゃんと効く!
部屋に入ると『あ、涼しい!』
と思えるところまで、気温を下げることができました。
普通の住宅の場合は、おうちの中が断熱されているので、屋根だけ遮熱してもあまり効果が出ない場合もありますが、
こういう屋根材が直の事務所やプレハブ構造の建物には、効果はテキメンです!!
一般のおうちの場合は、遮熱効果もありますが、屋根材の高温化を避けることで、
素材の長持ちにも貢献できますので、遮熱しないよりはしたほうが絶対に良いと思います。
屋根から蓄熱効果を産んでいる、自然換気タイプのおうちにはお勧めしませんが、
熱いときには、やっぱり遮熱塗料ですねー!
ちなみに70℃程度の表面温度が平均で55℃程度まで下がりました。
商品紹介に使えそうなレベルで温度が下がったのはうれしいですね。
というわけで、事務所に遮熱塗料を塗った作業をご報告します。
土浦の筒井塗装の事務所は土浦市虫掛にありますが、塗装リフォーム店より外装はきれいではありませんが、
建て屋そのものが塗料の実験場になっていますので、そのまま触ったり、経年劣化を見れます。
気になる方はぜひお越しいただけたらと思います。
茨城県の屋根塗装や外壁塗装はぜひ土浦の筒井塗装にお声かけくださいね!