茨城県土浦市|PAINTPRO TSUTSUI(ペイントプロ ツツイ)|屋根塗装、外壁塗装、お家の塗替え

[刷毛持て]施工価格は世の中に合わせるべき[常に赤字かも]

2009年10月20日

毎度、茨城の筒井塗装です。 同業他社さんとお話をする機会が多いのですが、塗装に対する金額という話をするにあたり、やっぱり価格って大切なんですが、意外とみんな、安くない話をしているんですよね、私が聞く限りですけど。 例えば、一人かかったら、1人工+会社経費・・・という計算を建設業界はします。 これは当然の事だと自分は理解しているんですが、じゃあ1時間やそこらで終わる作業に、一人工取れるかという話になってくると意見が分かれるところだと思います。当然経費と言うものはかかるわけで、そこには他の現場に連れて行けない分の価格のプラスマイナスもあるわけですから。 ところが、お客様にとっては、「これしか作業しないからこんなにかかるのはおかしい」という意見はあってしかるべきで、世の中は1円単位で価格を決定しているところがある中で1万、10万というお金の単位がどんぶりになっていて良い、と言うわけにはいけないと思うんです。 もっとも、どんぶり勘定をしないで真面目に計算なんかすると、ドア一枚、柱一本ですらエライ金額になってしまうのも事実。 じゃあ、小さな現場は赤字でもサービス業だと捉えれば施工できるか、という事になると、企業活動において赤字を生んでしまうとどこかにしわ寄せが来て、最終的にはお客様のためにならないことが多々あります。 なので、適正な価格を決める、というのが非常に難しく、たいてい見積もりなんかでひっかかることになるわけです。 ところが最近は、お客様が気持ちよく払える金額はいくらなのか、という事を考えると、そんなに金額を決める事が苦痛ではなくなってきた感じがします。 目的さえしっかりわかると、こちらもどれくらいの施工をしていいかがわかります。それは決して手を抜くという意味ではなく、いわゆる「稼ぐ塗り方」という作業はができるかどうかにかかわってくるところで、「きれいになればいいよ」と「絶対錆びさせたくない」という塗り方では作業や判断が違うという事になってくるかと思います。 お客様に気持ちよく払って頂くお金、 それはお客様のどうしたいかをお聞きする「打ち合わせ」によるんだなぁと、ちょっとしみじみしたここ数日。 まぁ、儲かった例がないんですけどね!? そんなわけですので、筒井塗装は打合せを大切にしたい業者になりたいと思います。