お支払いはいかがなさいましょうか?
2007年9月10日
住宅塗装に限らず、塗装工事や建築工事で気になるのは、お金のこと。
とかく支払いのこととなると、とても気を使うことになります。
お客様のご都合に合わせられるのが一番いいのですが、こちらも取引先など支払らなきゃいけない側には迷惑かけらないですから、工事終了後にお受けする形となっております。
まぁ、契約の時点で話をきっちり決めとくべき事なのですけど、個人のお客様や、役所関係の場合は、仕事が終わった時点での支払いになるので、そんな気にはならないわけです。
が、これが民間工事だと単に「現金」といったら手形と言うことになるわけです。
さぁ、ここからが本題のお金のお話!
「サイト」と申しまして、支払時期のサイクルが手形にはあります。
手形支払いの30日の場合、現物のお金になるために30日間かかると言うことです。
かつ、支払いは「行われた」ことになるのでこりゃ大変なんです。
手形を期限前に現金にするためには手数料がかかりますしね。
それよか、支払い期限が60日や90日ってものがあるとさらに大変だったりします。
利益が出ていても払うお金がないわけですからね。
それが120日サイトとか言われるとさすがに痺れますね。
工事終了後、請求書発行後、翌月払いの150日と言う現場を頂戴したわけですが、
工事経費は現金で出て行くのに入金は150日後という状態。
ここ最近額面の大きい手形のお取引をあまりしていなかったもので、久々に目が覚めました(笑)
いかに住宅塗装のお客様がありがたいかを再確認できて、ホント仕事って楽しいなと思います。
信用取引というものの「信用」が日本の場合、なぁなぁで話が通る傾向なので、結構怖いものですよね。
外資系が日本市場に参入してきてからだいぶ変化があると思いますが、まだまだ日本は遅れているようです。
自分も借金作るのは嫌ですぐ払っちゃうほうですが、都合を考えると支払いを遅らせるという方法も必要なんですね。
お客様の都合にできるだけ合わせられる体力のある会社を維持したいですね。