塗装店の見積と誤変換をするパソコン。
2007年3月13日
「見積日より30日間」を「見積日和30日間」とだいぶ惜しいパソコンを使っております筒井塗装です。ことのほか自分のパソコンの実害のほうが大きく、へこんでマス。
HDD載せかえるとは思わなかったよ・・・。
ウイルスソフトも買わなきゃいけないので、もうしばらくかかりそうです。
前回から毎回バックアップを取っているので、今回は抜かりない!と思ってましたけど、まさかアプリケーションごと消えるなんて想定外です。
さて、忙しいために見積が遅れている件については関係各位に深くお詫びいたします。
見積にいった私が現場に出ている関係で、遅くなっております。
決して、自分のパソコンの計算式が消えたとかそんなことを理由にいたしません。えぇしませんとも。
塗装見積の面積測りって手作業なんですよ。まるで面積計算の試験をしている学生のように。
それを今度見積ソフトで体裁よく仕上げていきます。
塗装は面積が大きくても小さくても、段取りや手間は一緒です。
だから、面積が小さいから安くできるとか、パテつけなくていいから安くしてとか、そういうわけにはいきません。
料理で2人前を3人前に増やしたり、1人前だけを作る作業に量以外の変化がないのと同じです。
塗料をその都度買わなきゃいけない現場なんて、これがまた安くできません。
自分たちペンキ屋さんは塗料店で塗料を買いますが、ホームセンターなどの価格も眺めることがあります。
そこで面白い現象があります。4kgの塗料と16kgの塗料がほとんど変わらない金額で出てくるときがあります。
大日本塗料 ビルデック白 16kg 約8950円(某ホームセンター)
kgあたり559円
同じくビルデック(調色もの) 4kg 約4500円(別のホームセンター調色料込み)
kgあたり1125円
なんと!半分の量で金額が2倍近いです!
調色料がかかることは当然ですが、それを抜きにしても同じ塗料で少ないくせに単価で倍、塗料で5000円の差が出ると、容易にお勧めできません。
ですから、「ちょっとでいいから」というものほど価格が読みにくいものはありません。
私たちの使う材料も、新品以外の塗料、つまり一回あけた缶を、現場の余りものととるか、在庫ストックととるかで価値がぜんぜん違います。
材料がうんぬん言っても、塗装の仕上がりの目的は美観と保護、まずは色がきれいに仕上がっていることが絶対条件です。
住宅塗装のような大きい現場で使う場合は、メーカー発送品を使用し、「ちょっと塗ってくれない?」というタッチアップの現場ではストックを使わせて頂いたり、現地調色をさせて頂いたりということになります。コストダウンというより、それが本来の塗装店だと思います。当然、適材適所は言うまでもありません。
価格であり、品質であり、それぞれお客様が望むものを提供できることが、これからの塗装店であると私は思います。
目標の一つである、迅速なお見積それが今の私のネックです。
・・・お待たせしている方、今しばらくお待ちください。