[刷毛持て]大住有さんのオークションが気になってました[人材確保]
2010年5月14日
茨城の筒井塗装です。
さて、今回はネットで面白い事があったのでちょっと考察をば。
情報サイト「探偵ファイル」で活躍されていた大住有さんという方が、ヤフーオークションで、
個人事業「大住有」の事業譲渡に関する優先交渉権を販売しておりました。
最終的にはガセ入札が多くて中止されたようですが、
実は本気で入札を考えてました!入札しなかったってか、入札する前に終わっちゃったけど!
しかしこれ、今までなかったという方がおかしい感じのする「身売り」ならぬ「個人就職アピール」
すごく画期的だと思ったのですがどうなのでしょうか?
ちょこっと考察してみます!
概要は「大住さんが就職活動で自分の能力をヤフオクで売り飛ばそうとした(・・・というネタ)」
ということなのですが、探偵ファイルの元編集長を買い取れると思うと、企業としてはかなり面白いわけですよ!
逆に、就職を考えている人が履歴書を書くように、自分をアピールする場所と言うものは、リクナビみたいなもの以外に、「こういった事をしてきたので自分いかがっすか」というノリで就職活動しても良いと思うんですよね。(まあ、実際そういうサイトを私が知らないだけなんですけど)
むしろ我々企業サイドとしても、能力値の高い人がほしいわけだからこれはこれで「あり」だと思うんですよ。
当然、情報が本当であるとか、本当に就職する意欲などあるかどうかという事は、その記事からはとても想像しがたく(というより就職しないでも何とかなりそうな人だし)、企業としても参考程度で、あくまでコンタクトを取って会って話をして初めてその人や成り、今後の企業活動でどう生かしていけるかが判るのではないかなと思うので、オークションという形は不釣合いかもしれませんけど。
企業として労働力を獲得するにはそれ相応の対価がかかりますし、対価云々より、時間がかかるわけです。しかも探す・選ぶという作業がめんどうで、かつその見つけた労働力が継続維持できるかどうかは本当にわからず、リスキーな仕事の一つであるわけです。
今回大住さんのやった自分を売る行為は就職活動の新しい形であるなーと改めて感じました。
・・・若干、「オレ売れるんじゃね?ヤフオクでwww」的な発想があったかどうかはいざ知らず(笑)
しかし、各方面でニュースに取り上げられた規模を考えると、ガセ入札が多かったとはいえ大住さんが「やーめた!」となると、話は大きく違ってきます。
真面目に人材を獲得しようとして検討段階に入る組織をないがしろにする行為になり、昨今問題視されている就職活動者の不礼儀にはならないのかという点です。まぁ、探偵ファイルの編集長であった人のする事(尊敬の念です、念のため)なので、当然そういうこともあるなーと受け手であるネットを閲覧している側が気づかなきゃいけない部分でありますけど。
どうやら本人のブログには本当の企業からの問合せもあったようですので、どういった対応をするかを本人のサイトで報告されたら、とても面白いかと思います。
ぜひ大住さんには頑張っていただきたいと思います。