[刷毛持て]今年の梅雨はカラ梅雨になるかもというお話[自然大事に]
2009年5月22日
大人になってから、雨の匂いがわからなくなってしまった筒井です。
営業先でのこと。
お客様「梅雨時期の施工はねぇ・・・。」
私「今年はツバメが低いところに巣を作っているから、空梅雨かもしれませんね」
お客様「そんなことでわかるのかい?」
私「わかるというか、自然を感じていたいんです」
といったら不思議そうな顔をされました。
これって、いわゆる「痛い人」なんですかねぇ?(笑)
塗料とか塗装って、なんだかんだいっても自然に逆う行為なんですね。
自然に劣化して行く物を長持ちさせようという精神から自然に発展した作業。
それが姿を変えて科学技術とともに進んだ結果、自然破壊を引き起こすほどの
耐久性を手に入れてしまった。
そんな風に、良くも悪くも塗装という行為を感じてます。
なので、自然に逆らう作業をする人間であるならば、せめて自然にやさしくありたいなと
感じて、出来るだけ身の回りの自然を感じるようにしています。
空気・土・水、植物から動物まで、せめて自然に目を向けるようにしています。
果たしてこれが、ナウシカみたいに自然を愛せるかとか、トトロみたいに森を守れるかとか、
そんなことは到底できなさそうですが、それでも自然に逆らう仕事であるならば、
自然を守ろうとするのはせめてもの心意気だと思うんですよね。
未来に残るものが負であってはいけない、そんなことを教わった時から自分に出来ることをしてます。