[刷毛持て]用途に合わせた塗料選択[新しい塗料のあり方]
2009年4月12日
~日本ペイント発行・ペイントかわら版No.17より抜粋~
茨城の筒井塗装です。
安けりゃいいというものでも、高いから良いとされるわけでもない、塗料の種類。
多種多様すぎて、全く持って選択する理由がわからない場合も増えてきました。
塗装店や塗料店が自信を持ってオススメする塗料が、
他社と違うのは当たり前なんですが、最近ではホームセンターでも、
業務用塗料が買えるようになり、場合によっては塗料店より安いなんてことも起きています。
ここ最近は環境問題にも注目が集まるようになり、
塗料の立ち位置があやふやになってきているので、
一般の方々にもわかりやすい、こういった整理も大切かと思います。
今までは樹脂の強度で良し悪しがありました。
それは昨今の塗料選択もあまりかわってはいませんが、
正直、何年持つかは時間がたってみて初めてわかることで、
施工が悪いと数年ももたなかったり、適当な現場でも、数十年長持ちしたりと、
非常にあいまいでした。
塗料自体が長持ちするものはいくらでもあります。
しかし、何を持って「長持ち」するかはブラックボックスなのです。
きれいで長持ちしても、ひび割れを防がなければ意味がないですし、
耐候性がよくても、カビの侵食が早いとこれまた意味がありません。
塗料には用途があるのです。
屋根には屋根、壁には壁、床なら床の用途があります。
それにあわせるのが選択だと、筒井塗装は思うわけです。
さらに、価格重視とか、汚染防止とか、そういう付加価値がつくわけです。
確かに「塗ってあれば良い」という考え方もありますが、
やっぱり塗装に携わる者としては、こういった細かいところをこだわりたいわけです。
変にこだわって、お客様の希望を聞かないんじゃ、本末転倒ですけどね。
さて、内部的なお話ですが、こういったイラストがとっても便利なのですw
当店のイラストは森野あるじさんに毎回お願いしております。
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当店もイラストをもっと多用して、わかりやすい説明ができるような塗装店を目指します!