ポンプ塗装の様子。 ポンプって水を上げ下げする機械のことです。
水道といっても、上水、下水、汚水、浄水、農地用とさまざま。
そんなポンプ設備を錆から守るため、塗装されているわけです。
もともと防食塗装・特殊塗装を手掛ける筒井塗装の得意とする塗装なのですが・・・。
ちなみにポンプってこんなやつです。

これの大きいのや小さいのを塗装してます。
今回は、この管の大きさが、
直径1000ミリ(1m)という巨大なポンプのスクリューです。
しかしケレンが出来ません!!!!
塗装というのは下地処理がとても大切です。
どれだけ良い塗料を使っても、密着が悪いとすぐに剥がれます。
膜厚を付けようが、下塗りをしようが、埃や下地の悪い状態で塗装すれば、
間違いなく剥がれます。
剥がれる原因がわからないものもありますけどね。
で、このポンプ、見ての通り錆だらけなんですが、これ、清掃後のポンプなんです。
曲面で電動工具は当たらないわ、
埃を出しちゃいけないので剥離作業はできないわ、
地下室だから電気も空気も水もないわ、
と、なかなかバットコンディションのなかでの塗装工事です。
錆落としをしたいのですが、人力では剥離作業には限界があります。
しかも取り付けまでに時間がない!中には水がある!
という、年度末工期にありがちなカツカツの工程です。
しかしそこをめげないのが筒井塗装!!
手作業でケレン作業をしてシンナーで洗浄し、塗装を施します!!
ポンプの塗装作業後。 どうよこれ!!
きれいになるもんでしょう!?
・・・うーむ、クレーターが気になる・・・。
錆びている部分の上に塗膜があるのですが、旧塗膜の内側から錆びているものは、ボコッと取れてしまうのです。なので、こういったクレーター上になります。
きれいにするには、このクレーターの一番低いところまで削り出せばいいのですが、
削りすぎると金属強度が落ちるのと、現場での削り出し作業は物理的に不可能なので、(塗装設計がそこまで望まれていないこともあります)こういう塗装作業になってしまうのですね。
何でもかんでも車の板金塗装のような綺麗なものではなく、メンテナンスという意味での保護塗装では、躯体をまもれれば見た目はあまり重要でない、という塗装が、塗装職人さんの悩むところです。
そりゃ仕上は綺麗にしたい、良い材料で長持ちさせたい、
しかし設計にはない、金額がない、という、
いろんな状況判断をしながらの塗装は、なかなかシビアなものを感じます。
建物の塗装と、設備の塗装は違うものなんですよね。
ただどちらも求められることは丁寧であることと、素材を知っていること。
塗装物も非塗装物も、色々あることを知っていることが、これからの塗装屋さんには必要なことかもしれませんね。
日々勉強の筒井塗装です!