【つくば・土浦】外壁塗装の見積り相場をプロが解説!安い業者と高い業者の違いとは?【2026年最新版】

2026年8月24日

こんにちは!茨城県つくば市・土浦市を中心に外壁・屋根塗装を手がける「ペイントプロツツイ」の筒井です。

2026年現在、人件費や資材価格の変動に伴い、塗装工事の相場感に不安を感じている方も多いのではないでしょうか。

「外壁・屋根塗装の見積もりを取ってみたけれど、業者によって金額が全然違う…」
「同じ塗料を使っているのに、なぜこんなに差があるの?」

ネット上にさまざまな情報があふれる中、どの金額が適正なのか判断するのは難しいですよね。
今回は、塗装工事の「見積り金額はどうやって決まるのか?」という積算の仕組みや裏側を、ペイントプロツツイの実際の考え方をもとに分かりやすく解説します!

塗装工事の金額を決める「4つの内訳」

塗装工事の費用は、主に以下の4つの要素を積み上げて計算(積算)されます。

  • 労務費(人件費): 塗装職人が作業を行うための費用
  • 材料費: 塗料、養生シート、コーキング材などの道具・資材代
  • 仮設足場費用: 施工に必要な足場の設置・解体代・資材損料
  • 現場管理費・一般管理費(諸経費): 工具や安全管理、車両移動費、事務所の運営費や利益

「1㎡あたり〇〇円」という施工単価をよく目にしますが、職人の1日分の人件費と材料費は必ず発生します。
そのため例えば、「1㎡900円の単価でも、1㎡だけを900円で塗りに行く」といったことは現実的に不可能である点にご注意ください。

【実例】一般的な一戸建ての塗装費用をシミュレーション

では、実際のお住まいを想定して、どのような計算で費用が算出されるのかを見ていきましょう。

1. 労務費(職人の人件費)

住宅の塗り替え(塗装工程のみ)に必要な作業人数(人工=にんく)の目安は以下の通りです。

【標準的な塗装工程と必要人数の目安】

  • 高圧洗浄:約2人工(2人で1日)
  • 窓などの養生作業:約4人工(2人で2日)
  • 軒天(のきてん)の塗装:約1人工(1人で1日)
  • 外壁の下塗り:約3人工(3人で1日)
  • 外壁の中塗り:約4人工(2人で2日)
  • 外壁の上塗り:約3人工(2人で1日)
  • 雨樋・破風板など役物の塗装:約2人工(2人で1日)
  • 養生撤去・手直し・最終清掃:約2人工(2人で1日)

合計目安:約21人工

実際には半日作業や余った時間で、次の工程に入れるものがあるので、合計人工は減る事が多いです。

さて、茨城県の塗装技術者(有塗装技能士資格者)の2026年度平均労務費(公共工事基準)約32,100円で計算すると約67万円、民間工事(いわゆる一般住宅リフォーム業)の職人の平均日当(約20,000円)で計算すると約42万円が人件費の目安となります。

2. 材料費

下地調整材、シーリング材、中塗り・上塗り塗料、シンナーや養生資材などが含まれます。高品質な塗料を選ぶほど材料費は上がりますが、標準的な住宅で約20万円ほどかかります。

3. 会社経費(現場管理費・一般管理費)

施工管理者の人的費用、法定福利費(保険料などの事業者負担分)、車両のガソリン代や安全対策費、会社の運営費が含まれます。
労務費+材料費(約62万円〜87万円)に、これらを健全に維持・運用するための諸経費が加わります。

健全な会社経営の諸経費は12%〜48%の間と言われており、塗装工事単体で考えると、約70万円〜128万円となります。

4. 仮設足場費用

安全な作業環境を確保するための足場費用です。

  • とび職人の設置・解体人件費:約14.5万円
  • 資材の損料(維持費):約3万〜5万円

合計目安:約20万円前後

塗装工事(約70万円〜128万円)と足場工事(約20万円)を合わせると、住宅外壁塗装の健全な適正相場は「90万円〜148万円」となります。
※屋根塗装やベランダ防水を追加する場合は、さらに費用が加算されます。

ここでの最安値の90万円は正しい施工管理を行った場合の現在の市場価格に近く、『この金額より低いと施工管理上、正しい塗装工事にならない恐れがある』と考えられる金額です。

とはいえ、会社の規模、建物の条件や施工方法、人件費労務単価、塗料グレードなどによって条件が違いますから、この数字が絶対の最低金額というものではありませんし、企業努力によって低価格を実現している会社もあります。

実質、同業者内の話で「住宅塗装を9人工で終わらせた」「2人で1週間で完了させて明日から別の現場にいく」など、今回の計算例の人工の半分で納めている職人さんも多いのが事実です。

一方で、雨でも仕事をしていたり、気づいたことがあっても担当業務ではないのでスルーしてしまう等の話が出るたびに、しっかりとした工事とは何かを考えてしまいます。

逆に最高額の148万円を超えてくる場合は注意が必要です。塗料グレードや施工法が変わってこないと説明がつかない領域になります。

住宅の外壁塗装で、公共工事労務単価(経費込人件費47,000円×25人工=117.5万円)に会社営業利益率48%を乗せたとしても約175万円です。一般住宅の外壁塗装がこの金額以上になることはまずあり得ません。

安いな、高いなと感じたら、必ず複数の業者から見積をとる「相見積り」を行い、金額の根拠をしっかり説明してもらいましょう。

なぜ業者によって見積り金額に「安い・高い」があるのか?

安すぎる業者の理由

作業人数(人工)を極端に削る、塗料グレードが低い、納入数が少ない、必要な工程(下地処理や乾燥時間)を省く、見積から付帯物の塗装が省かれている、職人の日当を極端に低く抑えているなどが挙げられます。

「見積に含んでいない」「見積作業別途」など、作業に含まれると思っていたものが入っていないトラブルも多く発生しています。

高すぎる業者の理由

大手ハウスメーカーや下請け構造を持つ会社の場合、中間マージンや高額な「営業費用(宣伝広告費)」が上乗せされています。

また、自社オリジナル(OEM)塗料と称して誇大広告を行っているケースにも注意が必要です。「30年以上長持ちします!」という塗料が2020年発売であれば、現在(2026年)時点で実証データは6年分しかありません。極端に高額な提案を受けた場合は注意してください。

ペイントプロツツイが自社施工で選ばれる理由

ペイントプロツツイでは、代表の筒井が営業・打合せ・現場提案から塗装作業、施工管理まで直接対応しています。
無駄な営業人件費や中間マージンが発生しないため、大手と同等以上の高品質な塗装工事を、適正かつ明確な価格でお届けすることが可能です。

「他社の見積もりが適正か確かめたい」
「予算以内でできるか相談したい」
「過去の塗替えで問題があったかもしれないから不安で見に来てほしい」

このようなご質問も大歓迎です。つくば市・土浦市周辺で外壁塗装・屋根塗装をお考えの方は、ぜひ一度ペイントプロツツイへお気軽にご相談ください。


執筆・監修:筒井 信裕(ペイントプロツツイ代表)【保有資格】

1級建築塗装技能士 / 2級建築施工管理技士(仕上げ)

【略歴・想い】
亜細亜大学経済学部卒業後、塗料メーカーの技術部にて塗料の専門知識と技術を習得。その後、住宅の塗装作業や公共工事施工管理業務を20年経験。
昭和元年創業の実家(塗装業・塗料販売業)で3代目として活躍…のはずが、事業承継を認められず一転して独立。現在はつくば・土浦エリアを中心に「ペイントプロツツイ」として外壁・屋根塗装、防水、防錆塗装など誠心誠意取り組んでいます。
メーカー出身の知識と職人としての現場経験を活かし、ごまかしのない適正な見積りと施工をお届けします。