トタンの錆止めと仕上げ塗装
2026年5月14日
こんにちはペイントプロツツイです。
中東情勢の影響で塗料が入ってこないんですよね。在庫で作業できることもありますが、お仕事に影響でてきました。
早く落ち着いてほしいものです。
さて、写真はトタンの錆止めです。

トタンは薄い波鉄板に亜鉛引きした後、塗装したもので、丈夫な割に安価なものです。
ただ、金属なので錆びますし、塗装も褪めて劣化が目立つ材料です。
DIYでも塗装しやすいのですが、普通の錆止めでぱりぱりになりやすかったんですよ。
最近ではガルバリウム鋼板でできた波板もあり、それまた塗装が剥がれやすいです。
理由は亜鉛引きによる白錆や反応による金属石けんの悪さです。
塗料は、乾燥したり素材と反応して塗装膜になります。
表面が亜鉛だと、錆びにくい代わりに、付着物の間に金属石けんが作られやすく、浮かされちゃうため、剥がれてきます。
亜鉛引き素材には
①亜鉛塗料を塗る(有機亜鉛塗料でないと剥がれます)
②亜鉛にくっつく塗料を選ぶ
③トタン用塗料を使う
④赤く錆びるまで待ったあとにケレン(サビ落としして塗る)
とまぁ、状態によりいろんな方法が取れます。
逆にいうと、選択を間違えると剥がれる原因になるので、案外奥の深い素材です。

サビ落とし(ケレン)後に、エポキシ錆止め塗料を使って塗装します。
エポキシ塗料は、密度が細かく、乾燥後は硬く、塗膜は酸素を遮断しますので、錆止めや粗面形成材に使われます。
逆に塗膜が薄いと錆止め効果が薄いので、造膜に気を使うものです。その後仕上げの塗装をします。

写真は仕上げ塗装として、目的の色で中塗り作業(上塗り1回目)を行っています。
上塗りは2層かけるのが基本です。
見た目にキレイにするだけなら1回でも十分にみえますが、色が薄く下地が透けてみえたり、塗膜性能がでなかったりするので、膜厚を上げて塗料性能を出すため塗ります。

仕上げ色は波トタンにありがちな青やグリーンではなく、好きな色にできるのが塗装です。
錆の劣化もメンテナンスでき、錆のブツブツも目立ちにくくきれいに見えます。
DIYでもできますが、塗料の選択や取扱いにはご注意ください。
DIYのお手伝いや失敗しちゃった手直しなども承りますので、つくばのペイントプロツツイをよろしくお願いしますね。


