茨城県土浦市|PAINTPRO TSUTSUI(ペイントプロ ツツイ)|屋根塗装、外壁塗装、お家の塗替え

収益モデルを考えるよりお客様に満足してもらう仕組みを。

2008年2月22日

始まった仕事が案外きつくて、二日目終了にして全員ぐったりの筒井塗装です。 仕事のつらいのは3日目まで、あとは段々慣れるものですっ!みんな頑張りましょうー! お客様満足のため・・・それは「ペンキを塗ってきれいにすること」だけではありません! 「きれいに長持ちさせること!」それも少し違います! 「建物施設に迷惑をかけないで、安全に、書類・打ち合わせ通りの作業すること」です! お客様の要望に応え、満足していただく!それが最優先事項です! ・・・ついでに作業が段取り良くいって、ちょっとでも会社利益になってくれれば、みんな嬉しい! さぁ!2月の追い込み、頑張りましょう!! 自分が行う塗装作業、仕上がったものは商品であり作品であるわけですが、ここ最近は管理ばかりでなかなか現場で作業して、自分の作品が作れません。 自分の作品はそのときの契約によってまちまちの仕様になってはしまいますが、それでも可能な限りできうる最高のものを作ろうとしています。 良いものを残して評価されれば、次の仕事に結びつく。そんなところでしょうか? 良いとは、きれいだったり長持ちしたり、価格が安かったりとそのときのお客様の価値感で違いが生まれますが、良いものを望まれることは普通かとお思います。 良いものを作るのは当然ですが、自分はこんなこと出来ますよーとか、こんなことやってますーという、見本になるような作品(=現場)って必要だなと最近よく思います。 良い現場や仕事にめぐり合うのも力や運が左右することが多いですね。 最近作り手さんとお話しする機会が多いのですが、転載サイトなどの問題があり、一次製作者は窮地に立たされているというお話をよく聞きます。 転載記事で満足してしまい、目的の記事にたどり着かないことが問題だったり、著作権をないがしろにされたりという、解決には非常に難しい問題になっているわけです。 また、ネット上では嫌稼論がまことしやかに囁かれていたりと、作り手さんが苦労する話はあとを立たないようです。 このことは、確かに問題だなぁと私も頭を悩ませていましたが、でもこれは作り出す作品自体に収益モデルが確立している場合ではないのか?と感じる時があります。 さて、クリエーターさんや作り手さんが生み出すものについて、収益モデルが確立している場合はどういったものでしょうか? ・・・結構収益モデルが確立しているものを意識して作り出している方はごく少数ではないでしょうか? しかもそれは、自分の作品が売れ次回作に投資者がいるような大きなパターンの場合を除いて、ほとんどが収益も出るとは程遠い状態ではないでしょうか?・・・売れてる人もいますけどね。 程遠い人の場合、私から言わせてもらうと金の卵みたいなところでして、 「その作品にお金を出したい」と思うような作品に出会うことはほとんど皆無か、あっても極わずかなのですが、 「この人の作品は面白いから、この人に何か作ってもらいたい」と思うことは多いんですよね。 面白いというのは、純粋に楽しいだけでなくて、考えさせられたり、感動したり、ないたり、訴えるものがあったりと、自分の興味の引く作品ということです。 作り手さんやクリエーターさんに頑張ってもらいたいと思うのは、自分のキャラクターの世界観を維持した作品を、たくさん、多く、長く、続けてほしいのです。 同じ作風のその中で、私こんなこと出来ますよ!みたいな作品を作ったりしてもらいたいと思っています。 これって、どこにいるかわからないお客様に提案する意味では、企画書や提案書、見積書などに勝るものだと思うんですよ。 「タダ働きになるから意欲がわかない、飯が食えないから作品作りが滞っている」 それってすごくもったいないと思うんですよ。 期待している、待っている人がいる、それって同時に、お客様がどこかにいるってことに気がつかないといけません! 確かに無料というと厳しいとは思います。 でも作品を作ってお金をもらうことと、作品を作ってお金をもらう仕事を手に入れることって違うと思うんですよね。後者が積み重なって初めて「お金をもらって仕事をする」ということになるんだと思いますし。 塗装のお仕事もそういうところに似ているところがあって、大きな建物やランドマークを工事に入れると 「私ココ塗ったんですよー」みたいなお話が出来たり、そこからお仕事に発展したり。 「ここ塗ってたのがおたくだったと聞いたものだから・・・」なんてお話頂けると舞い上がります。 でもこのためには、価格競争や施工能力、そしてまず信用を得ないとどうしようもありません。 最近本当に才能の無駄使いの方や、労力無駄使いの大好きな方が多いし、私も呼び寄せてしまうのか、そういう方に多く出会います。 が、全然無駄じゃなくて、むしろ損するくらいかけ流しなんですよね、才能とか労力が。 「どう儲けてやるかなー、高く請けて安く作って・・・」という考えや「私はこんな商品が作れますよー」とはちょっと違う、 「私はこんなことやってます、ご興味あればお声かけてくださいね!」 という、お客様に満足してもらえるようなご提案と労力を提供できるように頑張りたいですね。 我々塗装店も、これからはペンキを塗るだけでなく、お客様の要望に対応する能力がなければいけませんね! 筒井塗装も爆発的に大きく営業出来ませんが、細く長くを維持していきたいと思います!