塗装工事は高くてよいもの?安くて良いもの?
2007年7月31日
どうも、ダイエットのリバウンドに悩まされている筒井塗装です。
10kgキロ痩せると体は軽いのですが、どうやら持久力も減量してしまったらしく、体が疲れてしょうがありません。
さて、そんなことはどうでもいいのですが、ここ最近、お見積を作るにあたって、変化を感じたので書かせていただきます。
おかげさまで塗装のお見積のご依頼をネットや電話などで頂きますが、ちょっと前までの塗装のお見積もりのご依頼状態と今のご依頼内容がこんな風に変わってきました。
インターネットでお見積をご相談される方の多くは、「いかに安く施工してくれるところはないか」という探し方をされているようです。自分もネットを使って探すときは、安いものを探しております。
それと、今すぐ連絡を取りたい、というお客様がネットで探していることも多いです。急いでいるなら電話をいただけると良いと思いますが、これも私も同様に、メールで連絡つくところを探しちゃうんですよね。不思議なものです。
一方電話などでご連絡いただける場合、「この金額で出来る業者」「この仕様で出来る業者」といった、条件付のお客様が多かったです。
それがここ最近は、ネット注文されるお客様は「こういう仕様で」といったどこで覚えてきたかわからない内容でのご注文をされる方がいたり、逆に電話で「どれくらい安く出来る?」といった言い方をされる方がいたりと、電話とネットとで、逆転し始めました。
ネットでは皆、情報を調べてからお話をはじめる方が増えました。勉強されてくるのでとても話甲斐があり、こちらも勉強になります。
・・・やはり教わったままですので、間違った覚え方をされている方もいらっしゃいますけど。
電話では安く安くと、仕様や家の形、下手するとこちらでは何を塗るかもわからないのに「いくらでできる?」といったご連絡も頂きます。
長持ちさせるには塗料の性能を最大限に引き出すような施工をする必要がありますが、美観を維持するだけなら、きれいに塗ってあればよい、ということだってあります。
当然両方備わるのが良いですが、片方を優先させる場合だってあります。そういった施工の場合、果たしてどれくらい「もつもの」が良い塗料なのでしょうか?
安いものをほしいお客様に高い塗料を進める必要はありません。逆に高い塗料を塗って、長持ちしないのであれば本末転倒です。
出来るだけ安くといった希望にあわせたりも必要ですし、塗料性能をもっと引き出すような施工も必要です。塗装店としては。
でも、筒井塗装としては、もっとお家の塗替えや塗装するということを、お客さまには楽しんでもらいたいんです。
色を選んだり、いたんでるところがないか一緒にチェックしたり、変わっていく見た目を楽しんでもらったり・・・と疲れた品物が輝きを取り返していく様をもっと見てほしいですよね。
当然安くて良いものは必要ですし、高くても良い物を提供できる能力というものは必要だと思います。
こだわりの塗装屋ーとかいうHPをみさせて頂く時がありますが、塗装店がモノや施工を、そんなそんなこだわっちゃいけないと思うんですよ。
メーカーが自信を持って発表しているものを、お客様の要望にあうもので対応する、それが塗装店だと思います。
半製品の塗料を塗装店が製品にするわけですから。
お客様に融通を利かせる、というのも必要だと思いますよね。